今回は脂肪を減らすお話しです。

脂肪も大切な役割がありますよ!

と、以前お話ししましたが

やはり増えすぎた脂肪は
健康にも影響がでてきます

適正な体脂肪が中長期的に
健康には重要です

そこでまずは、

トレーナー目線での体脂肪
が燃えるメカニズムを
少し説明しますね。

人の体は常にエネルギー
を使って生命の活動を
行っています

これは寝てる時にも
もちろん行っています。

そして、

無意識で脂肪もエネルギー
として使っています

食べ物を食べたら
エネルギーとして
すぐ使われる!

でしたら

脂肪は簡単に増えないの
でしょうが、人の体は
脂肪も重要な役割が
ありますので蓄積されます。

そして、

必要な条件になると脂肪が
使われはじめます。

脂肪が燃えるメカニズムをざっくり簡単に説明すると

蓄積された脂肪は
使われる際には、
脂肪酸とグリセロールと
いうものに分解され、

この脂肪酸は、
アルブミンという
たんぱく質の力をかりて

人の体の細胞内の
ミトコンドリアで転換後に
エネルギーとして使われ

水と二酸化炭素(CO2)
になります。

知りたいその脂肪が
使われる条件とは

私が思うに、大きくは3つ

・空腹状態
・運動
・寒暖差です。

空腹状態の時は
脂肪酸が
血液中にながれて

ケトジェニック状態になり
ます(ダイエットでも有名)

体は動かなくともエネルギー
を必要としますので

ご飯、めん類などの
速効性の体を動かす
エネルギーが不足すると

蓄積されている
体脂肪をエネルギーとして
使いだします。

これは当然といえば
当然です。

そのためにも、体脂肪は
蓄積されています。

ちなみに個人差はありますが
エネルギーとしては

1ヶ月以上備蓄される
エネルギーがあります。

次に運動ですが
これは、
エネルギーの使い方です

例えると…
100m走、400~800m走、
それに、マラソンです。

100m走は瞬発力系の
エネルギー運動
(クレアチンリン酸機構)

400~800m走のような
足の筋肉がパンパンになる
乳酸が貯まるエネルギー運動
(乳酸性機構)

マラソンのような
酸素を取り込む有酸素運動
(有酸素性機構)

この中でも、
ATPを効率的に産生する
(アデノシン三リン酸)

有酸素運動が、
脂肪酸を効率よく使います。

有酸素運動の場合
ウォーキングでも可能です。

最後に、

寒暖差(暑い・寒い)
どちらかというと
「寒さ」の方です。

これは、人の体の
体熱生産に関わっている
といわれる

褐色脂肪細胞
(かっしょくしぼうさいぼう)の働きです。

脳から褐色脂肪の
働きのスイッチが入ると

脂肪から脂肪酸が
分泌されて燃やされます

褐色脂肪は、寒さに
反応しやすく

冷水や水風呂、室温の低い
部屋、寒さです。

褐色脂肪細胞は

体温を維持するために
低い温度で活性化すると
いわれてますので

朝に冷水のシャワーを
浴びる、といったことを
よく聞きます。

今、紹介した方法を
全て実行は無理だとしても

できることから
少しずつ行えば
体脂肪が燃える可能性は
広がります。

当たり前ですが

結論的には
暴飲暴食を控えて
まずは腹八分目、、、

かな、と思ってます。

皆様の参考の一つに
してみて下さい。